当院では矯正歯科医が治療を担当し、専門性の高い矯正を提供しています。

　治療中はどうしてもセルフケアがしにくかったり、装置の隙間に食べカスが溜まったりと、むし歯のリスクが高くなります。

　当院では一般歯科治療も行っておりますので、きちんとケアをして健康なお口を維持することができます。

　ワイヤー矯正とは、歯にブラケットという装置を取り付けて、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく、最もスタンダードな矯正法です。

　一般的な表側からの矯正方法でも、クリアータイプのブラケットや白いワイヤーを使うことで、見た目を目立ちにくくすることが可能となります。

　裏側（舌側）矯正より治療期間が短く、痛みが少ない、1回の治療時間が短くて済み、治療費が低額、ほとんどの症例に適応できるというメリットがありますが、矯正していることを隠せるほど目立たなくすることは難しく、唇の内側に口内炎ができやすいというデメリットもあります。

　裏側（舌側）矯正はその名の通り、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置をほぼすべて歯の裏側につける治療方法です。

　矯正装置を見せたくないという患者さんにおすすめの治療方法ですが、舌ざわりが悪く口内炎ができやすい、歯磨きがしにくい（歯石がつきやすい）、症例によっては適応できない場合がある、慣れるまでしゃべりにくい、1回の治療時間が長くて治療費が高額、食べ物がはさまりやすく、とれにくいというデメリットもあります。

　上下の歯がきちんと噛み合っていないと、食べ物をよく噛むことができません。すると、胃や腸に大きな負担を与えることになります。

　不正咬合（歯列の乱れ）は発音や顎、お顔の成長にも悪影響を及ぼし、顎の関節や筋肉にまで影響を与えることがあります。さらに、肩こりや頭痛の原因にもなり、姿勢が悪くなることもあります。

　矯正治療によって歯並びが整うことで、噛む機能が改善し、むし歯や歯肉炎・歯周病を防ぐことができるだけでなく、全身の機能向上につながります。

　お子さんの矯正のタイミングは、一般的には永久歯の前歯と奥歯が生えてくる時期（7歳～9歳くらい）が目安といわれています。

　しかし、お子さんの歯の成長は一人ひとり異なるため時期の見極めは、歯科医師にご相談ください。

　成長過程でアンバランスが出始める頃に何らかの対策が必要になるので、まずは一度ご来院ください。

　お子さんの矯正治療を行うと、永久歯を抜かない矯正の可能性が格段にアップする、顎の成長のバランスが整えられる、お口本来の機能が取り戻せる、早めの対処で永久歯の矯正期間が短くなるなどのメリットがあります。

　大人になってからの矯正とは違い、「いかに正しい位置に導くか」がポイントとなっています。

　お子さんのお口のバランスで気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。